事業期間:2016年度〜2020年度

実践的情報教育の普及を推進するために

教育プログラムのフレームワーク

基礎的な知識を身に付けたうえで、実践的なPBL学習を行い、その結果を発展させるために、下図のようなフレームワークを設定し、各分野は、このフレームワークをもとに、個々の授業、演習、PBLなどを設計します。

教育プログラムのフレームワーク

教育プログラムのフレームワーク
  • 基礎知識学習参加学生がPBL基礎を実施するうえで必要となる知識を習得。必要となる基礎知識は分野により異なるので、講義やビデオ教材などで公開されている教材などを利用し、各大学で分散的に学習します。
  • PBL基礎複数大学の学生が参加して、集中的なPBLや演習・講義を合宿形式もしくは集中講義形式で実施。各分野技術に関する講義・演習(基礎知識以外に必要となる項目、最先端技術など)の修得およびPBLを主体とした実践課題の解決に取り組みます。
  • 発展学習PBL基礎で身につけた実践的情報技術を発展させて、協調作業の能力を発揮できるような、各プログラムの実情にあわせ、いろいろな発展的なイベント(PBL、演習、セミナー、授業、校外学習など)を実施します。
  • 成果発表会最後に発表会を実施し、成果を外部に公開するとともに学生の意欲向上に役立てます。

カリキュラムの構築と実施

カリキュラムの構築および実施は、運営拠点、中核拠点、連携校、参加校が下図に示すような役割を持って推進します。

カリキュラムの策定および実施に関する全体像

カリキュラムの策定および実施に関する全体像

e-learning システム、教材やシラバスの蓄積と共有

分野横断活動の一環として、enPiT1で整備した自主学習教材をを含む、各種教材コンテンツを収集、蓄積し、enPiT全分野で共通に利用できる環境を整備します。

  • 教材の収集・蓄積
  • e-learnigやビデオ教材などの活用