事業期間:2016年度〜2020年度

Security セキュリティ分野

基礎から応用まで幅広くセキュリティ実践力をカバー

セキュリティ分野では、5連携大学(情報セキュリティ大学院大学、東北大学、北陸先端科学技術大学院大学、奈良先端科学技術大学院大学、慶應義塾大学)が中心となり、社会・経済活動の根幹に関わる情報資産および情報流通のセキュリティ対策を、技術面・管理面で牽引できる実践リーダーの育成を目指します。 5連携大学が共同で提供する実践セキュリティ人材育成コース(SecCapコース)では、幅広いセキュリティ分野の最新技術や知識を具体的な体験を通して習得することができる。SecCapコースは、基礎力を高める共通科目、短期集中型演習として実施する理論系、技術系、社会科学系の実践演習、および演習後にさらなる応用力を高める先進科目の組み合わせからなり、情報セキュリティにおける理論・技術・制度と法律・組織マネジメントをカバーできる「幅」と、基礎知識・実践演習・応用知識にわたる「深さ」を備えています。

幅広いセキュリティ人材ニーズに対応するカリキュラム

幅広いセキュリティ人材ニーズに対応するカリキュラム

実践演習では、ハードウェアを対象としたもの、システムやソフトウェアを対象としたもの、企業組織のリスク管理を対象としたものなど、バラエティに富んだ演習モジュールを用意しています。受講生は、理論系、技術系、社会科学系の講義や実践演習・PBLから、それぞれが目指すキャリアパスに沿った割合で、主体的・自主的に調合した学習プログラムを作って受講することができます。

幅広いセキュリティ人材ニーズに対応するカリキュラム

幅広いセキュリティ人材ニーズに対応するカリキュラム

SecCapコースでは、基礎知識学習のための共通科目「情報セキュリティ運用リテラシー」(必修科目)、各大学で開講されている既存の科目の中から選定した基礎科目(所属大学指定科目)、実践演習(実践セキュリティ演習・PBLなど)、および応用学習のための先進科目(応用知識など)の所定単位を修得した学生には、実践セキュリティ人材の入り口に立てたことを示す称号「SecCap修了認定」を与えます。

SecCap修了認定

SecCap修了認定

2016年度は、昨年度の実施状況を踏まえ、次の取り組みをさらに進めました。

演習のパッケージ化とエクスポート(移転)

セキュリティ分野では今年度も連携大学・参加大学間で相互に教員養成活動を行い、ある大学で開講した演習を他の大学でも実施できるようにするエクスポート(移転)活動を進めました。

「ハードウェアセキュリティ演習」
東北大学開講の演習。2014年度、奈良先端科学技術大学院大学にエクスポートし、2大学での開講を開始。2016年度も両大学で開講。
「セキュリティPBL演習A(無線LANセキュリティ演習)」および「セキュリティPBL演習B(システム攻撃・防御演習)」
奈良先端科学技術大学院大学開講の演習。2014年度、慶應義塾大学にエクスポートし、開講。2015年度、慶應義塾大学にて遠隔でも実施可能な演習システムに改良し、九州産業大学で実施。さらに2016年度は、東北大学でも実施。
「セキュリティPBL演習G(システム侵入・解析演習)」
奈良先端科学技術大学院大学開講の演習。2016年度、慶應義塾大学にエクスポートし、開講。さらに九州産業大学でも実施。

なお、「セキュリティPBL演習A、B、G」は複数大学で同時開講し、成果報告会は各会場から教員が参加し、講義、演習実施方法や成果について理解を深め、情報共有を行いました。