事業期間:2016年度〜2020年度

Emb 組込みシステム分野

ごあいさつ

付加価値の高いCPSを構築できる人材の育成

組込みシステムを中核とする、付加価値の高いサイバーフィジカルシステム(CPS)を構築できる人材を育成するプログラムです。九州大学では連合型PBLを、名古屋大学ではOJL(On the Job Learning)を中心とした、基本コース(主に修士1年生を対象)と発展コース(主に修士1・2年生を対象)を設けています。基本コースでは問題発見能力を、発展コースではプロジェクト管理技術とその運用方法に踏み込んだ高度な問題解決能力の習得を目指します。組込みシステムやCPSに興味のある学生を全国から募集します。

組込みシステム分野 代表
九州大学大学院システム情報科学研究院 教授
福田 晃

取り組みの概要

エネルギーや環境問題など現在の日本が抱える重要課題に対応するには、スマートグリッドやスマートホームに代表されるサイバーフィジカルシステム(CPS)による効率のよい社会システムの実現が必要となります。CPSの開発では、組込みシステムは重要な位置を占め、その品質の確保が従来以上に重要となっています。

品質(特にディペンダビリティ)の高いものづくりは技術論だけではなく、考え方(姿勢)が重要ですが、大学の通常の講義で教育するのは困難で、PBLを通じた実践的教育が必要となります。本分野では、「組込みシステム開発技術を活用して産業界の具体的な課題を解決し、付加価値の高いサイバーフィジカルシステムを構築できる人材」を育成することを目標としています。この目標を実現するために、連携大学にとどまらず、広く全国から参加大学を募り、九州大学の連合型PBL(Project Based Learning)と新しい産学連携教育手法である名古屋大学のOJL(On the Job Learning)の2タイプを実施し、組込みシステム分野の実践教育ネットワークを構築します。

補助期間終了後も引き続き、本事業の成果に基づいた教材開発(教科書の出版など)や若手教員の育成に取り組みます。また、参加学生の指導教員に分散PBLの実施ノウハウを修得してもらい、補助期間終了後に、PBLやOJLを各大学で継続して実施します。